展覧会概要:
この展示は、近代とオランダを代表する建築家・家具デザイナーのひとりであるG.Th.リートフェルト(Geritt Thomas Rietveld,
1888-1964)の家具デザインについて、縮尺1/6の制作模型を通じて変遷を明らかにします。ヘリット・トーマス・リートフェルトは家具職人の息子として生まれ、生涯377件の家具デザインを行ったとされます。今回の展示は3つの時期に区分します。まず家具職人の息子として生まれ、デ・ステイルに加わりグループの理念を造形化した家具デザインを行う1929年までの時期。次に1931年に終焉するデ・ステイルから世界恐慌、そして第二次世界大戦がはじまり、占領下のオランダに至る1945年までの時期。そして最後に戦後復興とデ・ステイルとリートフェルトの再評価、息子たちと協働する1964年までの時期。それぞれの時期における代表的な椅子46種類を制作し展示します。デ・ステイルまでの印象が強いリートフェルトですが、恐慌や戦後を過ごした彼の仕事を通じ、オランダ文化や同時代性を、現代の日本でも共感してもらう事を考えています。
またこの展示は、リートフェルト財団の許可を得ており、デザインの著作権管理の現状についても紹介します。
©PICTORIGHT, Amsterdam & JASPAR, Tokyo, 2022 C3920
◆展示1(意匠学会大会:模型のみ)
場所:大阪工業大学梅田キャンパス
展示会期:2022/8/23(火)~28(日)
意匠学会学会発表:8/27(土)、8/28(日)
https://jsd64th.jimdosite.com/
◆展示2(MEDIASHOP京都ギャラリー:模型およびパネル)
場所:京都河原町三条メディアショップ・ギャラリー2(75 ㎡)
展示会期:2022/8/30(⽕)〜2022/9/11(⽇) ⼊場無料
◆イベント:9/10(土)17時~
「展覧会記念イベントトーク:藤本由紀夫(アーティスト)×佐々木一泰(空間デザイナー)」
We love design.
We solve spatial issues with suitable design methods of architecture, installations, interiors, furniture, graphics and software development. We are focusing on research, we design and propose
architectural and commercial spaces, as well as practically conduct spatial experiments for regional utilization and analysis of spatial design.
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